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一杯のラーメンから考えること

今日は地元のラーメン店のご紹介。
地元津田沼で僕が一番おいしいと思うラーメン。栄昇ラーメン。
僕はラーメンが好きだ。ただし、コテコテの豚の背脂が浮遊しているようなこってり系のラーメンは嫌い。
かといって、さっぱりあっさりする塩系ラーメン…が大好きかといったら実はそうでもない。
程よくコクが有り、旨味があり、それでいて胃もたれしない。そんなラーメンが好きだ。

さてこの栄昇らーめん、ボクが好きな理由は
・魚介系のコクの有る出汁のきいたスープ
・歯ごたえのあるしっかりとした中太麺。スープにもよくからむ。
・価格が安い。

栄昇らーめんには基本、魚介系の出汁を中心にしたスープが3種類ほどある。
だが、ボクはこの出汁のスープの差がよくわからないので、いつも一番安くてスタンダードなあごだしのスープを注文する。
色は濃い茶色で濃厚。よくある豚の背脂をプカプカ浮かせたスープとはその奥行がちがう。
麺も歯ごたえのあるしっかりとした中太麺。これが魚介系の濃厚なスープによくマッチする。
決してインパクトの有るラーメンではない。でも、食べているとどこか懐かしくて、おいしい。
そしてまた来たくなる。食べたくなる。そんなラーメンだ。

そして、何よりもこのラーメン。安い。
あごだしラーメンが、650円。
今時600円代で、こんなにクオリティの高いラーメンを食べられるのもきっと企業努力があってこそ。栄昇らーめんバンザイ!

そもそも、ボクが思うラーメンとは本来こんな価格設定であるべきだと思う。
庶民が気軽にスルスルっと食べられるラーメン。
最近はやれ900円だ、1000円だ、下手すれば3000円だ。なんてこだわりのラーメンが都内でも続々と出ているのが日常茶飯事。
でも、それはちがう。
そりゃ高ければうまいラーメンは出来るでしょ。だって、いいもの使っているんだから。
それでまずかったらお店失格。
限られた予算の中で、上限ある売価の中で、いかに庶民のためのラーメンを作れるのか。
ラーメンって、いやラーメンだけじゃなくてそもそも飲食業界って本来そうあるべきなのだとボクは思う。

栄昇らーめんの650円のあごだしラーメン。
ぜひ一度都内で1000円以上の売価をつけているラーメン屋の店主に食べてもらいたい。そんな逸品。

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