先日、長年いってみたかったお店に。
日本橋のたいめいけん。言わずと知れた日本の洋食店の老舗の店。
いつも行列のイメージがあるのだが、この日は少し遅めの時間を狙って入店を試みる。
日曜日とあってか、16時ちょっと前、普通の店ならばアイドルタイムと呼ばれて一息ついているはずだが、
やはりこの店はそう甘くはなかった。
少ないとは言え、こんなアイドルタイムでもしっかりと行列。
20分ほどではあったが、待たされる結果に。…これ、お昼のピーク時だったらどんだけ並ぶんだろう…と思いながら。
店内は小綺麗な大正モダンを感じさせる洋食店。
だが、なぜかすごく洗練されているようにも感じる。
よくある現代の大正モダンを着飾るような店ではない。品よく、さらりとそいういう部分を醸し出し、
嫌味のない店内は、約70〜80席といったところか。大きすぎず、小さすぎず。
きっとこのくらいの広さが、スタッフとの人数のバランスがちょうどよいのかもしれない。
メニューはどれも美味しそう。
だが、やはり初来店なので、有名なたんぽぽオムライスを注文。
卵はおそらく4個くらい使っているんじゃないか?というくらいの大きなオムライス。
ごはんは大して量は多くなかったのだが、この大量の卵にやられた!
プレーンオムレツを中央からナイフで削ぐと、パーーっと卵がひろがる。
ボクはちょっとナイフでのさき方が悪かったのか…あまりキレイに広がっているようにみえないのだが。
味はとってもまろやか。ケチャップライスにもしっかり味がついているのだが、卵の味がしっかりしているので、まったく負けていない。
そんなたんぽぽオムライス、お値段、1900円。なかなかの料金だ。そもそもオムライスで1900円??普通のお店のオムライスなら、ゆうに2人前は食べられるかもしれない。
だが、この量と、味と、たいめいけんのブランドが、きっと1900円でもお客さんが食べたくなる洋食なんだなと感じた。
やはり、ブランドの強み。
こんどはハンバーグを食べに来よう。
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