今年のネタに乗っかってしまって、、蔦屋重三郎展へ。
上野にある東京国立博物館。上野動物園よりもう少し奥へ行った場所。上野動物園までは行くのだが、そこから奥へは初めてと言っていいくらい。そして、今年2025年、NHKの大河ドラマで放送中のべらぼうの主人公、蔦屋重三郎を中心としたお江戸中期の美術展。


実はこの日、特別展(蔦屋重三郎展)は最終日。日曜日ということもあり、きっと混んでいるだろうなぁ、、、と思いつつ、美術館の更に奥にある平成館へ。


やっぱりこんな感じで激混み状態、、、、。この人たち、きっと大河ドラマ観ているんだろうな。
20分後、ようやく館内へ。美術館内も激混みでしたが、江戸中期にメディア王と呼ばれた蔦屋重三郎を支えた浮世絵の絵師や彫師、摺師の紹介や、現存する浮世絵がどっさりと展示されていました。私も大河ドラマを観て知った口の人間ですが、この蔦屋重三郎、今で言う総合プロデューサー、総合プロモーターのような立ち位置の人で、いろいろな人と人をつなぎ、仕事にし、形にし、利益にし、そして世の中の話題作り、流行りの仕掛け人。そんなところで、おそらく現代のそれを築き上げた人なんだと思います。頭が良く機転が利く。そして何より、敵も多かったようですが人に愛される。今も昔も、やはり仕事は人でつながっているんです。
昨今、目覚ましい勢いでAIが台頭しておりますが、決してAIやコンピュータが先頭になって仕事が創造されることはないと思います。それは人間が、人々通しが一緒に仕事をするときにその手段として利用するもの。決してAIや人工知能に支配されることなく、そういう付き合い方ができる時代が続いてほしいですよね。
蔦屋重三郎の美術展を観ながら、現代のAIのこととか考えてしまった。重三郎が今の世の中をみたら、どう思うんでしょうね。















