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パンダと日本と中国と

シャンシャン(香香)が2019年の6月で2歳を迎えた。シャンシャン誕生から上野界隈はもとより、日本中でパンダフィーバーが続いている。そんな中、上野松坂屋で行われたシャンシャンの写真展にいってきた。

上野松坂屋_シャンシャン展_01
シャンシャン生誕からパンダ好きの人たちの撮影したシャンシャンの写真展
上野松坂屋_シャンシャン展_02
上野松坂屋_シャンシャン展_03
これはぬいぐるみ。リアルだ。

ホントに、パンダ好きはたくさんいるらしい。ボクはさほどではないが、この白と黒の動物、コロコロしているのが愛くるしいのか。可愛いことは確かだが、そんなに可愛いのか…

今やグッズは何百種類にものぼり、本を出せば予約で完売。そこらへんのアイドルなんかより圧倒的に人気のあるシャンシャン。だがこのシャンシャン、本来は2歳の誕生日を迎えて中国に返還される約束だった。

正直、ボクはなーーにも返さなくてもいいでしょ。相変わらずケチチャイナねー。なーんて思っていたが、そういう軽々しいものではなかったパンダ事情がある。

そもそも、国際法でパンダの売買は禁止されていて、原産の中国以外にいるパンダはすべて中国からのレンタルらしい。売買ができないのは中国のせいではないらしい。いわゆる世界で取り決められているから。つまり、中国はパンダ外交的には比較的融通を聞かせて世界にレンタルしている…という考え方もある。(中国の本音はどうだかわからないが)

詳しいことはわからんが、おそらくパンダ保護や環境、乱獲を防ぐための措置だと推測される。また、2年での返還も、パンダの生態にとってはすこぶるまっとうな返還のタイミングとか。

パンダの生態的には2年でいよいよ独り立ち。大人になりその平均寿命は25〜30年ほど。もともと中国の山奥が繁殖域だったので、そういう環境でひっそりと生きて、繁殖するのが本来のパンダの生態らしい。

見ているだけで確かにほっこりとするこのパンダ。見せ物として動物園で生活をするのか、パンダの生態を考えて、数少ない頭数を大切にしながらパンダ本来の生態系に戻して生かすのか。それはすべて人間次第。

とにもかくにも、2020年の12月まで、シャンシャンは日本に滞在するそうな。東京オリンピックも見られる…というわけね。

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