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陸王を読む

池井戸潤。この人は天才だと思う。そもそも僕は活字が嫌いだ。
つい何年前までは本の一冊も読むことはなかった。
そんな僕に本のオモシロさを教えてくれたのが東野圭吾と池井戸潤。

この陸王も、本の楽しさを存分に味わえた一冊。

池井戸潤の作風は、総じて一貫している。
明らかに分かりやすいイイ者と悪者の存在。
僕はこれが好きだ。

昔僕が見ていたマンガやアニメ、ドラマとかってこういう明確なストーリーばかりだった。
戦隊者や水戸黄門。
だが最近のそれは、悪にも悪の誇りやマインドなどが垣間見られるものも少なくない。僕がそれをはじめて感じてみていたのが機動戦士ガンダムであった。

さて、話はそれたが、この陸王も、池井戸ワールド全開の物語。
ジリ貧経営の老舗足袋メーカーがシューズ業界に参入するストーリーだ。
そしてその物語の中に、善と悪が存在し、人の絆や繋がり、モノづくりのプライドや思いがぎゅっと詰まっている。

活字嫌いの僕が眠たい目をこすりながらでも続きを読みたくなる一冊。

そんな陸王が、なんと10月からTBSの日曜劇場でドラマになる!
役所広司や寺尾聰といったいぶし銀の役者が出演するそうだ。
読み終えた後もまた楽しみが増えた

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