いろはのデザイン|千葉 東京|web・広告パンフレット企画制作

いろはぷらす +23

ザ リトルモンスターコーヒー 矢持 英恵さんの「ぷらすのチカラ」

語学が堪能なオーナーの矢持さん

ザ リトルモンスターコーヒー×いろはのデザイン

習志野市役所から徒歩1~2分。大通りの坂道の途中にあるカフェ。入り口から階段を降り、地下のような空間にある落ち着いたカフェだ。こちらで飲むコーヒーは美味しく、とにかく落ち着ける。地下だからか?なんとも不思議な空間。今回はオーナーの矢持さんに、いろはぷらすの主旨にご賛同いただき、カフェの開業の経緯や人との繋がりのことを伺うことができた。

中に入るのがワクワクする半地下構造の店舗入口
まるで隠れ家のような空間が広がる

カフェ開業の経緯

昔からすごくカフェがやりたい…ということではなく、今のカフェのような雰囲気でできたらいいなぁ。という思いから2015年にオープンしました。私はアメリカと韓国で生活していた経験もあり、韓国でカフェをオープンしたいと思っていました。韓国では約2年間過ごしましたが、当時の韓国は、カフェ文化が浸透しており、これならば日本でカフェをもっと知ってもらいたい。という気持ちもあり現在に至っております。

インテリアやカラーも統一された店内

場所選びよりもある場所をどう使うかを大切に

実は近くに従兄弟がいて、現在の物件を紹介してもらいました。私はあまり場所にこだわりがなくて、むしろ、与えられらたモノや場所を、どう生かしてカタチにしていこう…。と創造していく方が好きなタイプなのです。市役所に近く、人の流れも一定しているので、この場所でカフェをやってみようと決めたんです。

コーヒーの選定〜きたみcoffeeさんとの出会い

当店のコーヒーは八千代市にある“きたみcoffee”さんの豆を使用しています。オープン当時から数年は別の豆を使用していました。ある時、きたみcoffeeさんからはがき(DM)が届いて知ったのがきっかけです。実際に飲むと美味しくて。コーヒーが少し苦手な方でも飲めるのが、きたみcoffeeさんの豆の特徴だと思います。また、直接お会いしたオーナーの優しい人柄にも惹かれました。当店はドリップにコレス社のゴールドフィルターを使用していますが、豆との相性も良く、現在はきたみcoffeeさんを使わせていただいています。

きたみcoffeeを採用したオリジナルパッケージも

お客さまとの距離感を大切に、そんなお客さまとの繋がり方

お客さまにはとても恵まれていると感じています。お客さまに心がけていることは、どんなお客さまにもある程度の距離感を保ちながら平等に接する。ということです。もちろん、常連さんに仲良くお話をさせていただく時もありますが、お客さまの中には、静かにしたい人や、のんびりくつろいでいる人、読書を楽しむ人、皆それぞれ目的を持ってお越しいただいていると思います。そんなお客さま一人ひとりが満足できるような場所でありたいと思います。

それから、実はわたしはとても人見知りなんです。新しく来られたお客さまに、無愛想な印象に感じ取られることも多くて。(ゴメンナサイ!)でも決してそんなことはないので!できる限り一言二言はお客さまにお声がけさせていただき、最後は必ず笑顔でお送りするように心がけております。

お客様との距離感を大切にしているという矢持さん
混雑時にはご注文から多少お時間をいただくことも ゴメンナサイ!

地域とのつながりとうれしい瞬間

そんな距離感を保ちつつも、英語や韓国語の教室、ワークショップなどをこの場所で開催すると、いろいろな方にお会いできます。自分が語学をやってきたからこそ、知り合うきっかけになった方もたくさんおります。今までやってきたことが無駄ではなかったと感じるうれしい瞬間でもありますね。

またワークショプなどの参加者のお話を伺って、私の中でビビッと来ると、その方と一緒に「こんなこと一緒にしませんか?」とお声がけをさせていただいたり。この場所で少しずつですが地域でのつながりが増えてきたのもうれしい瞬間です。今後はできれば音楽などのイベントを増やしていきたいですね。本格派のバンドやアーティストを呼んでここでライブなど開催したいです。

看板メニューのホットサンド 具だくさんでコーヒーにもよく合う

ザ リトルモンスターカフェの店舗名は?

このお店ができたときに、姪っ子が生まれて、私の中では「ちっちゃい怪獣」だったんです。(笑)その姪っ子にあやかってという意味と、自分自身の中に、いろいろなモンスターがいるんです。それは「フリーク」とか「こだわり」という言葉にも置き換えられると思います。いろいろなこだわりの持った方がこのカフェに集まってくる。そんなフリークの人たちは、私にとってはいい意味での「モンスター」なんです。たくさんのモンスターが集まり、刺激し会える場所にしたいという思いを込めています。

こだわりを持ったたくさんの方が集まる場所にしたい

《最後に矢持さんが韓国とアメリカに滞在中に感じたカフェ文化を聞いてみました》

カルチャーショック、韓国!

韓国では2年ほど暮らしてみて、たくさんの刺激をもらいました。韓国人は日本人と容姿はほとんど変わりません。街の雰囲気も日本とさほど変わりませんが、考え方が全く違う。むしろ欧米人に近いですね。例えばカフェの文化も当時から人々の生活に浸透していて、洗練された見た目重視のスタイリッシュなカフェが多いです。24時間営業のカフェも普通にあります。日本のカフェのあり方とは少し感覚が違うのかもしれませんね。学生のテスト前の季節になると、カフェではほぼ全員と言っていいくらい、学生が勉強しているような光景も見られるんですよ。

日常に浸透しているアメリカのカフェ

お店を始める前からカフェに行くことは好きで、特にアメリカにいた頃は、カフェの雰囲気がとっても好きでした。アメリカでは韓国以上に生活の中にカフェが浸透していて、まるで日本でいうと郵便局やコンビニがあるような感覚です。ダイナーなどもまるで映画に出てくるようなお店が多くて、そんな雰囲気がとても好きでした。


INDEX

階段を下りるとゆったりとしたスペースが
甘みのあるスッキリとしたコーヒーが特徴

ザ リトルモンスターコーヒー (the little monster coffee)
275-0014 千葉県習志野市鷺沼1-2-2 NKCビル地下1階 
【営業時間】 月~金:9:00~19:00/土:10:00~17:00
【定休日】 日曜日・祝祭日・第3月曜日
【アクセス】京成津田沼駅から徒歩7分・習志野市役所から徒歩2分


半地下という立地を活かした静かでゆっくりと寛げる適度な広さの空間と“きたみcoffee”を採用しているスッキリとしながら甘みのある淹れたてのコーヒーが特徴。語学を始め多彩なジャンルのイベントも不定期に開催している

公式ホームページはこちらから

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