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手賀沼エコマラソン2016の運営配慮とサービス

手賀沼エコマラソンの参加賞Tシャツ

久しぶりの完走。というか、久しぶりのレース。

昨日手賀沼エコマラソン2016に参加してきた。

以前一度このレースを走ったことがあり、とても走りやすかったハーフマラソン。

前回は車でアクセスしたのだが、今回は地元津田沼から電車でのアクセス。

「北柏駅」から徒歩15分ほどで会場に入れ、22回目の大会ともあり、いたるところでその経験などの配慮がされていて、

参加者のランナーにとってはとても気持ちのよい大会だ。

久しぶりのハーフマラソン、2時間を切ることが出来たのは上出来。

 

 

さてこの大会、いったい何が良いかというと、

前述にも述べたが、まず駅からのアクセスの良さ。

最近のマラソン大会は駅から送迎バスで会場に向かわなければ到着できない場所にある大会だったり…

マラソン大会を開けば人が集まってくると安易に考えている自治体もいるなかで、

この大会は日本一汚いと言われる手賀沼を最大限利用。

お隣の柏駅や我孫子駅からのアクセス(ここは送迎があったりする)があったりと、

とても利便性がよい。

 

次に大会の運営。

大きな大会になるほど、マラソン大会の運営管理が粗悪になる。

東京マラソンくらい最大規模で金をかけると話は変わるが、大抵の大会は規模と運営悪化が比例する。

ボクが特に感じた大会は富士山マラソン。スタートに間に合わない人が居たり、駐車場の誘導が訳わからなかったり、

ひどいのは高速のインターチェンジから渋滞…。

スタート時間が早すぎたので、電車のアクセスが殆どできないというアホなほどにお粗末な大会だった。

 

その点、このエコマラソンは違う。

会場の導線や、誘導、荷物置き場は多少混み合ったが、1万人以上の規模のレースではまれに

「待たされる」というのがあまり感じられない。

それでいて、べらぼうに広い敷地をあっちいったりこっち行ったりというものでもない。

適宜な広さに、効率よくブースや人員を配置して、やもすればトイレにまで渋滞が少ない気がする。

 

 

最後はレースそのもの。

たとえば上の写真、スタート直前なのだが、持ちタイムごとに予めブロックにわけてスタート位置を決めることくらいはどのレースでも当たり前。

ただ、このエコマラソンが違うところは、「割り込み禁止」なのだ。

つまり、はやくスタート地点に並んだ人が、そのブロックの前からスタートできる。

これ、なかなかありそうでない。スタート地点でもこのアナウンス「禁止」とはいわないまでも、

スタートは割り込まずにブロックの後ろについてください。というアナウンスを明確にしていた。

おかげで、先に並んでいてふらっと前に割り込むひとも限りなく少なく、これだけでも寒い中スタート地点でまっている人にとっては気持ちが良い。

 

こんな細かな配慮とサービス。

もちろん改善点も多々感じられることがあるが、

全体をみれば非常によい大会。

津田沼からも1回乗り換えでアクセスできて、とってもラクだった。

 

来年もエントリーしようかなー。

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