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ペット博2023と出展者の裏事情

2023のゴールデンウィーク、大型連休も後半。今年はここまで天候にも恵まれて、初夏のようなGWが続いた。(明日からは天気も下り坂のようだが)。そんな中、今日は楽しいイベントに。幕張メッセで開催中の「ペット博2023」へ。
今日が最終日とあって、賑わいも最高潮のようだが、このイベント、実はペット同伴OK!我が家にも可愛い愛犬がいるのだが…残念ながら今回はペットホテルでお留守番。来年は一緒に連れて行きたいなぁ。

開場は朝10時。だが10時前からこの行列。この後この倍以上の長蛇の列が…。家族連れ、多頭飼い、ペット好きが集まる一大イベントだ。展示会は色々といった事があるが、このペット関連の展示イベントは初めて。入る前からワクワク。

開場後ようやく入り口へ。しかしすごい人だ。幕張メッセの後半のホールブロックを使用しているので、規模的には小さめなのだが、中はペット関連の展示ブースで埋め尽くされて入れ、とても活気がある。コロナ??そんなのどこ吹く風のようだ。
展示会の展示ブースは、ペットのおもちゃやフード関連、癒しのマッサージ、しつけコーナーや千葉県警の見回り散歩のようなブースもある。ペットの関するあらゆるものここに集結している印象だ。

さて、ここまでは、ペットの展示会らしい、気持ちの良いイベント。…だが、中にはペットと全く関連性のないブースもちらほら。例えば、「自家製ビールサーバー」。なんじゃこりゃ??

会場内を歩いていると、ふと声をかけられる。「クラフトビール飲みませんか??」はぁ???どうぞどうぞ〜〜。と気軽に声をかけてくる。せっかくだから試飲すると、ここから急に売り込みが。なんでもクラフトビールの自家製サーバーのセールスだった。

さらには、「戸建ての方にプレゼントしています。戸建てにお住まいですか?」。はいと答えると、プレゼントの代わりにアンケートに答えて欲しいと。よくよく聞いてみると、戸建ての蓄電池の販売勧誘だったりする。

こういう輩のブースは、どうも気に食わない。確かにマーケティングという意味では、出展側からすれば、家族連れのイベント、旦那へターゲット。ペットを飼う→戸建てユーザーが多い。などあるだろう。これも一つのマーケティング戦略と言って間違いではない。
ただ、来場者側からすればどうだろう。我々はペット関連の展示会目的でここに訪れている。にもかかわらず、全く関連性のないブースがあり、興味はないのに、大したエサでもないものにつられ、知らず知らずに勧誘されている。非常に気分が悪く腹立たしい。

正直、この関連性のない出展者をどうのこうの言うつもりは全くない。一番悪いのは、いわゆるイベントの運営母体側。つまり、この関連性が全くない企業の出展者を許可した運営に問題がある。と私は思う。
コロナでこういうイベントが3年余り縮小、自粛され、企業側にとっては大きな痛手だろう。出られるものには手当たり次第出たいという企業もあるだろう。ただ、お金を払ってお祭りのようにこのイベントに楽しみにながら来場者側からすると、全く興味関連のない企業が堂々と出展し、挙げ句の果てにはあの手この手で勧誘するようなイベントで本当に気持ちよく楽しめるのか。そんな思いを感じてしまった。

こういうケースはこのペット博だけではなく、最近の様々な展示会では日常茶飯事であるようだ。楽しいイベントだった反面、色々と考えてしまうイベントでもあった。

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