いろはのデザイン|千葉 東京|web・広告パンフレット企画制作

いろはぷらす +24

ごはんやMAME(仮) みやけえみこさんの「ぷらすのチカラ」

ごはんやMAME(仮)× いろはのデザイン

いろはぷらすにご賛同いただいているMICHIYASakeBaseさんとの繋がりでお知り合いになったみやけさん。地域の人たちからは「おまめさん」の愛称で親しまれている。現在(2020年10月取材時)は日中仕事をしながら、「ごはんやMAME(仮)」として月1回のペースで和食を中心としたテイクアウト料理をMICHIYAさんで販売。また、歌舞伎やコンサート鑑賞、サイクリング、食べ歩き…など、たくさんの趣味を持ちながら、ご自身のやりたいことに信念を持って活動されているみやけさんに共感。いろはぷらすの取り組みにもご賛同いただき、今回の掲載に至りました。

MICHIYAさんで月1回程度のペースで販売 手書きの看板が営業中の目印

飲食の世界との出会いと憧れと

私が飲食の世界に入ろうと思ったのは10代のときで、中学生の頃から飲食の世界で働きたいと思っていました。大学に入り19歳でずっと憧れだった某アイスクリームメーカーでアルバイトを始めました。アイス自体も好きでしたが、私はどちらかというとその会社のサービスが大好きで、いつかアイスキャビネットの向こう側に立ちたいな。とずっと思っていたんです。アルバイトとはいえ19歳でその夢を叶えることができました。飲食の世界は「作る」よりも「作ったものを提供する」「サービス」などの方に興味があったので、当時の私はずっとサービス(スタッフ)をやっていくものだと思っていました。

その後、飲食の別のジャンルも経験したいと思い、某スープ販売店で仕事を始めました。仕事はとても楽しくて、さらにたくさんの出会いがありました。職場で働くスタッフの中には、イラストレーターさんや音楽の仕事をしている方、やりたいことをやりながら生計を立てるためにここで働いている。という人たちと出会うことができて、あ、こんな感じで好きなことを続けられるって素敵だな。と思ったんです。人との出会いでいい刺激を受けた瞬間でもありました。

MICHIYAさん厨房で最後の仕上げをして販売へ
人気の茶碗蒸し もちろん全て手作りの逸品

料理との向き合い方の原点

スープ販売店で仕事をしながら、約1年間料理の学校にも通いました。私はずっと母親の料理で育ったので料理(調理)に関してはほぼ自己流でした。ホールやサービススタッフとして飲食の世界で仕事を続けていくならば、料理自体のことも多少知らなくては駄目だな。と思ったのが理由です。その時は今の和食とは全く違うカフェや洋風レストランで出てくるような料理ばかり作っていました。

学校で学んだことは、「料理のいろは」はもちろんですが、お客さまからお金をいただく料理とはどういうものか。例えば、人参のカットの仕方ひとつでも、「あ、そういう視点で人参をカットしているのか」とか、料理に対しての向き合い方を学ぶことができました。「料理」への入口が見えた感じがしましたね。

料理学校というところは、たくさんの先生がいてそれぞれの先生の技術を習える反面、同じ内容でも、先生によって少しずつやり方が違ったりもするんです。本来お店に弟子入りをして一人の師匠さんから知識や技術を叩き込まれる…というのが一般的なのかもしれませんが、学校で料理を勉強するってこういうことなんだなぁ。とも感じました。もちろん、どちらが正解か、というのはないと思いますね。

すべて一人で調理 数量も限定販売

自分のやりたい料理とは

料理学校を卒業後、いくつか飲食のお店を転々としました。お店のスタイルややり方に合わせながらの勤務が続きましたが、最終的にそこで感じたことは、私にとって料理は、自分の作った料理でお客さまにサービスを提供できればいいなという思いが強くなりました。それはきっと「自分のお店を持ってもいいな。」という思いが少し芽生えたきっかけにもなったと思います

和食でMICHIYA & SakeBaseとのコラボへ

現在のように和食を中心に作ることになったのはMICHIYAさんがきっかけなんです。MICHIYAさんの店舗をリニューアルするタイミングで、昔から知り合いだったオーナーの吉野路子さんにお店やらない?とお声がけいただいたんです。その時に、「自分のお店を持ちたい」と思っていたんだと新ためて気付かされたんです。自分の忘れかけていた思いを路子さんが思い出させてくれたんです。

そこから、MICHIYAさんの場所をお借りして、定期的に料理のテイクアウトを始めることになりました。MICHIYAさんのロケーションや、定例で開催されているSakeBaseの日本酒パークにも料理を提供することになり、そこに来ているお客さんに事前に話を聞いてみると、和食を肴にしたいというリクエストが多かったんです。

そして、和食は日本人にとって一番落ち着く料理かなって思います。個人的には、ご飯と味噌汁って、毎日食べても飽きないし、和食を食べると、ふぅーっと落ち着きますよね。そもそも、単身者をターゲットに考えていたので、1人だと家で作る機会が少ないご飯や味噌汁、和食を食べていただき、ほっとしてもらいたいなと思っています。

白和え(左) かますと根菜の揚げ浸し(右)
ぶりの味噌焼き 作りたての味だ
茶碗蒸し シラス添え

自分の作る料理で伝えたいこと

料理で伝えたいことは「ない」です。私にとって料理は、人とコミュニケーションをとるツールであることに間違いありません。ただ私は、情報でものを食べてほしくなくて、食べて感じてくれたことが全てだなと思っているんです。例えば、〇〇産の食材を使って、こんな料理法で作りました。さぁどうぞ。というのが苦手で、それって「言葉を食べている」感じがするんです。産地や情報を知ってもらうのは大切なことだと思います。ただ、生産者に優劣はつけられない。ブランドのある食材を作っている生産者が必ずしもすごいとは限らないですよね。きっとどこの生産者さんだって一生懸命ものづくりをしていると思います。使わせていただく食材に感謝しながら大切に料理し、食べた人それぞれが料理の思いを感じ取っていただければいいのではと思っています。

外食で「家庭料理」?

また、自分で提供しおきながら矛盾が生じるのですが、家庭料理を食べてもらう事自体、本来は必要ないと思ってます。家庭料理は家庭で作れて食べられるから家庭料理であるし、本来は外食産業に無くてもいいジャンルだと思うんです。でも、家庭料理を外で食べる様な時代である事が現実で、恐らく、そういう現実はこの先続いて行くんでしょうね。いつか外食で家庭料理っていうジャンルが無くなって、家庭料理を売りにしなくても良い世の中になってくれたら、一番幸せな事だなと思っています。

人と料理とその本質

そして、どんなに手間暇かけた料理を食べていただいても、愛ある料理には到底敵わないです。手作りだろうが、出来合いの料理だろうが、誰かが自分以外の誰かの為に作ってくれた、用意してくれたっていう、想いに包まれた料理には絶対に敵いません。確かに、星付きレストランや有名店で食べる料理も美味しいですが、想いの角度が違いますよね。

私は、どんな料理にも作る側、食べる側にストーリーがあって、人と人、食とをつなぐ役割があるんだろうなと思っています。

果たして、ごはんやMAME(仮)で提供する料理が、召し上がって頂いたお客様のどんな想いの隙間にフィットするかは、お客様それぞれなので、自分自身では分かりかねますが、私の提供する料理で、何か少しでも良い影響が与えられ、その料理でたくさんの人とつながっていけたらなと思ってます。


みやけえみこ(三宅恵美子)さん

1985年 千葉県出身。幼少の頃から母の田舎(愛媛県/岩城島)が好きで、今では愛媛県が自身の故郷になっている。幼少のころ、祖父の体調が悪い時、入院中のおじいちゃんに卵焼きを作ってあげたのが人に料理を作ってあげた一番古い思い出。また当時、母が作る料理以外を食べたことがなく、幼稚園では給食のスタイルだったがいつもお母さんがお弁当を作ってくれたとか。夢は母の故郷の岩城島でサイクルスポットをやりながら料理を提供すること。

今後はMICHIYAさんで予約制のカフェスタイル風な料理を提供したり、季節や行事に合わせたお弁当やおせち料理等の販売も予定。

数量限定販売のお月見弁当(予約制)〜ごはんやMAME(仮)インスタグラムより

◎ごはんやMAME(仮)インスタグラム>

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いろはのデザインが思う、デザインの“いろは”

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