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いろはぷらす +17

アーティスト 熊谷 香里さんの「ぷらすのチカラ」

熊谷 香里×いろはのデザイン

いろはぷらすの賛同企業でもあるフリーズライフ様の1周年記念イベント。熊谷さんはそこでライブペインティングのワークショップを行っていた。実際にお会いして話をすると、気さくな人柄の中にも、ご自身のアーティストとしての活動の思いや、アートの仕事を通じて自分自身が向上していきたいという強い意思を感じることができた。そんな熊谷さんに、いろはぷらすへのご賛同をいただき、今回の掲載に至った。

きっかけは母の一言から

子供の頃から自分の思いを表現する事が好きでした。学生時代に絵本作家や映画監督を目指していた頃に、母が将来的に子育てをしながら家で技術を生かした仕事する事はどうか?と、提案してくれた事がきっかけでアーティストとして現在に至ります。幼い頃から画家になりたいと言う夢はありましたが、学生の頃からアートを仕事にするとは思っていませんでした。好きな事を続けているうちに必然的にアートやデザインが仕事になりました。

アートの活動と自分

2001年から活動を開始しアルバイトをしながら制作する時期もありましたが、アーティスト活動は生涯続けていこうと決め、現在は主婦業や子育てを優先し、最小限の活動ですが展覧会に作品を出展したり、アートイベントの企画など、様々な活動を続けています。有名人になりたいのではなく、常に自分の作りたいものに意識を向け、自分自身を向上させていく事を生涯の目標としています。

作風への思い

わたしの作風は、最愛の父を亡くした事がきっかけです。魂は、その地に根を張り、多様な植物となり存在するようなイメージから生まれました。私が生まれ育った故郷は、心象風景となり心の中に存在し色褪せる事がない。そのような思いは誰でも持っていると思っています。父に対する思いはいつまでも色褪せる事なく、私の心に存在し植物のように強く根を張りそこに存在するのです。父の事を思い作品を描く事が多いので、抽象画が多く描かれます。その場所には人は存在する事がなく、平和な時間が流れています。流れる水、畏怖なる気配、虚の空間、生命の息吹、それらを常に意識し植物を育てるようにキャンバスに絵の具を乗せています。

かたちあるもの、かたちないものを感じて表現する

私の作品は一部、禅の世界を表現している物もあります。水の動き、虚の空間、植物の息吹、それは庭をイメージさせます。寺院の庭園を眺めるような気持ちで、癒しの空間を意識し制作しています。私の作品は、ギャラリーの様なホワイトキューブ・モダンな空間・和の空間、どちらの空間でも合うと思います。その事から、まだ展示経験のない、純和風の空間に展示してみたいと思っています。

たくさんの方に見ていただき、感じてほしい

ギャラリーは基本白い空間が多いので、自然素材の多い空間、茶室、和室などの空間への展示をチャレンジしていきたいです。単調な作品ではなく、時に実験的な作品も多く作ります。常に制作の探求があり、時代に合わせたモダンな作品も多く制作しています。国境を越え、世界に出しても恥ずかしくないような作品を目指しています。まだまだ技術的な部分、表現の力不足を痛感しているので今はただひたすら制作や芸術の勉強に力を入れています。

作品のその先にいる人たちへ

私は常に作品を描きながら人との繋がりを感じています。作品自体に人物は描いてはおりませんが、鑑賞者を作品に引き込めるような作品作りを心がけております。映画のように人をストーリーに引き込み、鑑賞者と一体となる事です。日々、人の暮らしに意識を向け、精神性、人間性を作品の中に取り込み、そこに見えないストーリーを展開しています。映画監督を目指していた時期がありましたので、ストーリーを考える事は常に意識しており、そこに人との繋がりは欠かせません。

つながり、広がれ! アートをもっと身近に!

今後は地域からたくさんのアート活動に参加、企画などができればと思っております。例えば、2019年の3月に私主催のアートイベント『Souzouする未来展』を開催します。習志野市は人口が増え、大学も多く学生が沢山いる事からアートイベントに適していると思います。千葉工大デザイン学科の稲坂研の学生さんにも学生アーティストとして参加していただき、学生にもアートを通して色々と学んでもらえたらと思っています。私は現代アートが専門ですが、習志野在住のアーティストさんや、いろいろな専門の方、多くの住民の方と知り合いたいと思っています。そして、習志野市の中でアートイベントが認知され、習志野発のアートイベントとして確立していきたいと思っています。

INDEX

アーティスト 熊谷 香里(くまがい かおり)

1978年生まれ愛知県出身。
トライデントデザイン専門学校Visual Create学科卒業
特待生となり卒業制作では奨励賞を受賞。専門学校在学中から企業などに作品を売り込み、後に飲食店や個人病院へ巨大壁画制作をする。単身アメリカへ留学 New York Film Academy in Los AngelsにてFilm Making Course修了 映画監督を目指し映画製作の技術を学び帰国。クレイアニメーションから映像、絵画などを制作し発表する。
現在は、自然や動物などをモチーフとした「恐れや不安」「希望や強さ」など人間の内面を深く追求した現代アート作品を制作している。

ホームページ

http://kaorikumagai.muse.weblife.me/index.html

インスタグラム

https://www.instagram.com/kaorikumagai.art/

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