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いろはのこころへ 〜いろはのデザインの心得〜#話し方

いろはのこころへ 〜いろはのデザインの心得〜#話し方

いろはのこころへ〜話し方タイトル
女性が話している

初診の歯科で経験した話し方の大切さ

先日、ある歯科に初診で治療に行った。以前から気になっていた歯科。今まで通っていた歯科になにか問題があるわけでもないのだが、もし次回ご厄介になることがあればぜひ治療に行ってみようと思っていた歯医者だ。

昔治療した部分の詰め物が外れてしまい、その時がやってくる。予約をとり、いざ初診の歯医者へ。歯科助手1名。主治医の先生1名の小さな歯医者だ。昔からずっとあって、さすがに最近できた歯医者や私が通っていた歯医者の設備や治療院の大きさなどは劣っているのが目に見えてわかる。設備投資はやすやすとはできないのがよく分かる。

決して丁寧ではないがそっけなくもない歯科助手に促され、治療台に乗り先生を待つ。40後半〜50代の主治医の先生に諸々説明をしたあとからが今日の本題だ。私の説明に対し、簡略図や鏡を使って説明をしてくれる。

説明は大変的確なのだろう。話し方に自信がみなぎっており、以前治療した部分がなぜ外れてしまったか、どうすれば良かったのかを説明していただいた。話し方は実に100点満点といわんばかりの説明で、おそらく主治医もなんら普通に説明をしていたのだと思う。

だが、私にはすごく疑問に感じた。ではなぜ以前の歯科ではこのような簡単に外れてしまう治療をしたのだろう。そして、この主治医はなぜそんなに自信満々に説明できるのだろう。以前の歯科での治療もメリットがあると判断したからこの治療の選択をしたわけで、そのあたりを今回の主治医の先生に質問を返したのだが…

話し方で相手への印象が変わる瞬間

質問を返した途端、表情が一変。まるで自分の説明や考え方を否定されたかと勘違いしたように回答が刺々しくなる。簡単に言うと怒らせてしまったようだ。私はそういうつもりは全く無かったのだが。なぜそんなに怒っているのかもさっぱり理解ができなかった。

今回の「話し方」。いずれにも悪いところがあったと思う。話し方ひとつで相手への印象がガラリと変わる。

主治医の話し方、私の話し方、それぞれどこかにお互いにチクリとくるような話し方を感じてしまい、お互いが気が付かないうちに相手に不信感を抱く。それがほんのささいなことで表情や口調に変化をもたらす。そんな典型的な一例だったのではと感じた。

初対面での相手への話し方、顔を見合わせて話す機会が減っている昨今であるからこそ、気をつけないといけませんね。

い ろ は の こ こ ろ へ〜いろはのデザインの心得〜

いろはのデザインがお仕事の中で大切だと感じていることを綴っていきます。

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