週末の開催は何年ぶりになるんだろう。さらにコロナの影響で開催すら中止になった年もあり、こうして人だかりの菊田神社の祭事を見学に来るのは本当に久しぶりだ。そんな「節分祭」へ。
14時からスタートで15分前位に到着したがすでにこの人混み。前回はもっと早く来ていたので前の方で見ることができたのだが、今年はかなり遠目だ。(望遠レンズで撮影しているのでとても近く見えるが)
今年の歳男が、壇上にいて、いくつかの祭事の演舞が終わると豆まきをする。豆と言ってもお菓子やらみかんやらお餅やら、いろんなものがまかれるのだ。当然だが演台から遠ければキャッチできる確率は低くなる。今回は期待せず。。
演舞を見ると、こうして前にでてきて舞を披露するのはごくわずか。大抵が中で舞っており、何をしているのかがさっぱりわからない。歴史ある演舞だと思うので、しきたりを変えることはなかなか難しいと思うが、これだけ人が集まって見学に来ているのだから、時代に即した工夫でやってもらえないのだろうか。と感じる。
歳男で舞台にいる人たちに関しても。これって年齢制限があるのだろうか??(神社によってなのかしら?)歳男…もうおじいちゃんばっかり。笑 僕が言えた口ではないのだが歳男ならば、12、24、36、48、60、72、84歳…となるのだが、大抵が60歳以上の歳男ばかりのように見える。いわゆるおじいちゃんたちばかり。爺ばかりじゃねーかよ。と文句を言うつもりはないのだが、節分という季節の節目の大祭で、これだけギャラリーが集まっているのになんか若々しくないんだよね。爺を上にあげるな。ではなく、もっと若い年齢の歳男もいれて、若い人にこうした地域の祝祭を感じてもらうことこそ、今後もこの大祭を持続させることの意義にもなる。何かもうひと工夫ほしいんだよなぁ。
それから、更にいうと、なんで男だけしか上がれないのかな?この令和の時代、ジェンダーレスも叫ばれている中、女性の年女を上に上げてもいいような気がする。例えば成田山、毎年この同イベントでメディアにも流れるが、女性のタレントだって普通に豆まきしているではないか。(2024年は大河で主演の吉高由里子など)ほかがしているんだから菊田神社も…という言い方はあまり好ましくないが、もう男女で区切る時代ではない。古いしきたりをどこまで守るか。時代に即した流れで様変わりさせながら持続させていくか、こうした歴史ある行事を持続させていくため考え方をかえていくことも大切なのではないだろうか。